May 31, 2007
あるメール
ほんとうに久しぶりのブログです。ゴメンナサーイ!!今日、ある女性からメールをいただいた。私のCD[The Live 2003]に関してのことだ。非常に興味深いので、本人の了解を得て、ここに載せさせていただこうと思う。
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私が習っているチェロの先生経由で小幡さんのCDをゲットし、昨年勤めていた神戸市内の A小学校である日ふと図形と音楽の関係性の授業をしようと思い、実はこっそりCDを使わせていただきました。
ーそのA小学校は市内でも有数のマンモス校で、片親の子どもが多い、就学援助をクラスの大半が受けている(中には生活保護さえ受けている子も)、学力的にも今話題のADHD やLDの子がクラスに最低5人はいる、、、という、いわゆる「大変」な問題校でありました。ー
問題はあるものの一人一人はとても人懐っこくて、音楽が好きな子どもがとてもとても多い学校でした。
基本的に私は、リコーダーが吹けなくてもいいじゃない、歌えなくてもいいじゃない、音楽が嫌い子がいてもいいじゃない、という考えがあり、でも、とにかく「あの子」たちに音楽や音そのもののもつ力を味わわせてあげたいとの願いはもって授業をしておりました。そして選んだのが小幡さんのCDです。
前段階としてM シェーファーの『ミニワンカ』を聞かせたり、その楽譜をもとにいくつかの図形やかたちを子どもに提示し、「この曲はあの図!色をつけるとしたら黄色と緑を中心に。。。」という音や音楽をイメージ化することをしました。
そしていよいよCDを聞き、「音のデザイナーになってごらん。感じたり思ったりしたことを言葉のデザインにしてもいいよ!」と語りかけると。。。。!!
それはもう、どんなに偉大な作曲家音楽家の演奏を聞かせるよりダントツ反応がよかったのです。
覚えているものからちらりと紹介すると。。。
「とにかくすごいスゴイ。あの音はなんなんだ!!!(以下意味不明の暗号のような文字のようなものを書いてくれました)」
「何か体に不思議な虫が生活してそう。」
「ぼくの知っているたいこやシンバルがいったいどうやったらああなるんだ」
「演奏している人は魔法使いに違いない!!!」
「。。。イメージの中心は私の中では雨。雨が地面を通ってまた空へと戻っていく
ような感じ。あと、水が私の体をめぐって、なんだか破裂したり踊ったり悩んだり
してそう。。。」
絵はここではお見せできませんが、神経細胞のようなデッサンに原色を好んで配置している子がいたり、エルミオプッチのような(というより顔負けの)デザインや色合いを表現してくれたり、ただの丸の組み合わせでも何か独特であったり、ただの波線でもいろいろな色使いを見せてくれた子、などなど本当に十人十色でした。また、不思議なことにいわゆる「問題児」の子の作品が面白かったりするのです。A小学校では芸術関係の習い事をしている児童はあまりいませんが、ピアノを習っている子に限って逆に面白くなかったりするんです。きっと、自分の心に素直な分、音にそのままピュアに反応するんだと思います。
最後に。。。この授業の後実際に図形をもとにグループで音楽をつくる活動をしました。学年200名近い中で一番張り切って面白い作品を作ってくれた、その中心人物のK君。実は学年No.1の問題児、学年のキーマンでした。彼は、私が音楽準備室にあった古いふるい鉄琴を一音ずつばらして作ったなんちゃってトーンチャイムを何人かで演奏したのですが、最初は一人ずつ自分の好きな音量で好きなタイミングでならし、次に音と音との間隔をだんだん短くして速くして、最後は全員で自分の音を思いっきりいっしょにならして、音の余韻を散らせながら自分の席へ戻るというものでした。「みんなで何かルールを決めてつくっていってごらん」との、たった一つの私のアドバイスにあれだけしてくれるとは。。。びっくりしました。
小幡さん、すてきな音をありがとうございました。
機会があったらまた子どもとやってみたいです。
02:54 pm |
obatasu |
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January 24, 2007
幸せ
実は、この2〜3日、何とも言えないホッコラとした気分なのである。以前からお伝えしていてご存じの方も多いと思うが、ASOBIというパーカッション・アンサンブルの音楽監督をやらせてもらっていて、つい先日(21日)、そのグループによるライブが石川県立音楽堂・交流ホールにて行われたのだが、そのライブのおかげなのである。
僕的には、ASOBIサウンドとは「個性のハーモニー」、すなわち誰一人も犠牲のない(遠慮・気兼ねのない)、一人一人の個性が全開したゴージャスなエネルギー空間、上手い演奏よりも印象に残る演奏、感動を呼ぶ演奏を目指しているのだが、そう言った意味で、今回、各々の個性がかなり明確になってきて、目指すところにかなり近づいたことがほんとうに嬉しい。
しかし、このホッコラとした気分はそれだけの理由ではない。
今まではライブのあとの打ち上げパーティだけであったのだが、今回はなんと前夜祭パーティまでもあったのだ。それも今まではあまりそんな企画などしたことのないメンバーの立案でね。(・-・)
そして、そのパーティに僕も招待していただいたのだが、用事があってどうしても来れない一部のメンバーを除いてほぼ全員が揃っているではないか。驚きであった。もちろん大いに盛り上がったのだが、このことによって仲良し度がずいぶんアップしたことは確かだと思う。
それにしても「仲良し」はいいねぇ・・・。
そして何よりも嬉しかったのは、僕のような口が悪くてキツイ、そしてうるさい音楽監督にあきらめずについてきてくれ、その上「フレッシュでおいしい音」をご馳走してくれたことだ。心から感謝したい。アリガトウ。
ここのところ仕事のことで暗いというかあまり楽しくないことが続いていて、少々ブルーであったのでねぇ・・。
彼らのおかげで、改めて
「独りでは生きられない」「人間っていいなあ」
06:20 pm |
obatasu |
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October 05, 2006
89回目のメロ・ライブ
今夜の演奏を一言で言うならば、「閃くままに」と言うことだろうか。O'BATAもまだまだ未熟者で、「閃き」というか「内なる声」に素直になれないことが多々あるのだが、今夜は始めから終わりまで閃くままにやれたと思う。
おかげですべてが新しい音であった。
20年以上も同じ楽器で即興をやっていて、いまだに新しい音に出会えるなんて・・・。なんて幸せ者なんだろうか。ちょっと興奮気味。(^。^)
実はこの3日ほど飲まず喰わずに近いひどい状態であった。仕事の追い込みで。
何せ東京・東北ツアーに出かける8日までに仕上げてしまわないといかん仕事を抱えていて大変なのだ。実はまだ終わっていないのだが。(--;)
だから、今夜の演奏は「ワーキング・ハイ?」のおかげかもしれないね。
そう言えば、ドイツ・ハイデルベルグでのコンサートの時、通関で手間取って演奏会場入りが大幅に遅れ、楽器のセットアップがまだ終わらないうちにお客が入場してきたのだ。当然、ウオーミングアップもリハもなしで本番突入となったわけだが、その時も、マネージャー曰く、「素晴らしいスピード感でタイトな演奏だった」とのこと。自分でもよーく覚えているくらいだから、なかなかの演奏だったと思う。
そうやって思い出してみると、「厳しい状況」の時ほどいいみたいだね。
野球のピッチャーが、ちょっと調子が悪いくらいの時に良い投球ができると言っていたことを思い出すね。
とにかく、愉しかった。
それにしても、この仕事から早く解放されたい・・・。
12:18 am |
obatasu |
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October 03, 2006
継続は力なり
長いことご無沙汰してごめんなさい。色々と忙しくて・・・今も継続中・・ウッ・・ほんとは書いている暇なんて・・・。
明日(10/4)で89回目のメロ・ライブなのだが、よくぞ続いたものだと我ながら感心してしまう。
ただ100回までたどり着けるかどうかは微妙。
近江町市場の再開発にかかって、店がなくなる可能性があるからだ。
メロ・ライブは自分にとって、常に「チャレンジの場」。
マスターを始め、数少ない客(苦笑い)はすべてリピータ。それも、みなさんなかなか耳の肥えた方たちで・・・。
そんな中で毎月毎月演り続けることから得た自信というか確信というか、何というか・・こんな感覚は「継続」の中からしか得られないのではなかろうか。
20数年前アメリカのオーケストラでのツアーに参加していたとき、自分の未熟さと仕事のハードさに音(ね)をあげかけ、自分の師匠に「もう辞める」と電話をかけたら、彼が「何でもいいから最後までやり続けろ!」と叱咤激励され継続でき、そして一つの仕事をやり終えることで「小さな自信」がついたことを思い出す。
今月はこのメロ・ライブを皮切りに、12日の東京・近江楽堂、14日の花巻(岩手県)・妙円寺、16日の仙台・カンティーナ(2回公演)、そして最後に28日の金沢・蛍庵と続くが、ソロをやり続けること自体をも大きな意味での「継続」と考えるならば、ハードな今月をクリアすることからはたして何を感じることができるのだろうか・・・。
楽しみだ!
おっと言い忘れたことがあります。11日6:30pm、近江楽堂の前日ですが、有楽町にある日本外国特派員協会と言うところで、TOKIJINという韓国人(伝統楽器)・日本人混成グループに参加して演奏することが急遽決定しました。
急な話なのですが、いつものOBATAとはひと味違った音世界が味わえると思いますよ。興味のある方はtel.03-3211-3161までどうぞ。
尚、ディナーとワンドリンク付きですので、予約要です。
08:41 am |
obatasu |
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August 25, 2006
コーヒー
先日、ジャワティを紹介したが、今回はコーヒーについてお話ししようと思う。コーヒーはけっして嫌いなほうではないが、最近はあまり飲まないようにしている。
ジャワティなんかに比べて、僕にとってはキツイ、(テンションが)上がりすぎるのである。例えば、遅めの午後以降に飲むと、その夜は眠れないし、眠ってもあまり熟睡できない、そして次の日の体調は最悪と言った具合だ。但し、夜遅くの仕事や徹夜をするときなどには最高の覚醒効果をもたらしてくれるのだがね。
こんなコーヒーも東京在住時(20歳代)にはなくてはならないものだった。
僕が20歳代と言うと、今から30年ほど前のことであるが、当時の東京には数多くの「ジャズ喫茶」なるものがあった。そして、その(お気に入りの)ジャズ喫茶に毎日のように入り浸り、コーヒー一杯で(最低でも)3〜4時間、モダンジャズのレコードを真剣に聴き、それから自室に戻って3〜4時間ぶっ通しでドラムを叩くといった日々を送っていた。
そんな中で、コーヒー一杯の役割は非常に大きかったのだ。なにしろコーヒーは僕にとって、ある種の興奮剤のようなもので、なおかつ「素晴らしいジャズ」も大いに興奮させるものであったから、ダブル興奮剤でもうたまらない・・。ひどい時にはじっとしておれなくなって、走るように自室に戻ってドラムをぶっ叩いたものだった。まるで何かの禁断症状患者のようだね(笑い)。現にコーヒーなしではどうもやる気が起こらないくらいで、まさにコーヒー中毒だったようだ。
友人が「たったのコーヒー一杯でそこまでなれるんだから、安いものだね」って笑っていたのを思い出すが、ただ、今になって思えば、はたしてコーヒーがドラムの練習にとって良かったかどうかはなはだ疑問なのである。なぜならば、練習と言うものは本番と違ってもっともっと「冷静さ」が必要だと考えるからである。
これからドラマーを目指そうとされている方はお気をつけくださいね。くれぐれもまねをなさらないように(笑い)。
それにしてもコーヒーは自分にとって良くも悪くも「超刺激的なもの」であるには違いない。
01:37 pm |
obatasu |
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